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kiyo の男性論(仮)・・・「男の心理」を読んで

ねこにんさんの『花咲かにゃんこ』「男の心理」という記事があります。
思うところがあるので、TBします。
まずはこちらを一読してくださいね。

僕の主義ではありませんが、こんな考えもあるということです。
TBで議論してみたら興味深いのではないでしょうか?


 

『kiyo の男性論(仮)・・・「男の心理」を読んで』

 

 

まず言っておかなければいけないこと、それは、「基本的に、男性は皆馬鹿である」ということ。
それだけは絶対に間違いないし、絶対に変わってはいけないこと。
周りの”気のおけない”男性を見てみて下さい。揃いも揃ってあほ面ぶら下げてると思いませんか?少なくとも、僕の周りは馬鹿ばっかりですね(笑)

 

相当昔、死がとても身近だった頃、夫婦や家族というコミュニティにおいても死のリスクというのは今よりかなり大きかったのだろうと思います。争いが各地で起こり、疫病が発生し、飢饉もあったはずです。

強いものが弱いものを守らなくてはいけない時代。だからこそ、西欧では騎士道という思想ができ、日本にも武士道という思想ができたのだと思います。
でもこれらって、良く考えてみると男性のための思想なんですよね。

当時、結婚と同時に家長には家族(含む夫婦)という新しいコミュニティにおいて新たな、そして優先度の高い責任が発生します。
それは「家族を守る義務」という責任です。

現代よりも、腕力が知恵を支配するような時代。
当時、その責任を負うのは女性より力の強い性質を持つ男性の仕事だというのは明らかでした。
強い男性が家長となり、外から来る暴力から家族を守る。これが当時の正しい家族の図式だったのではないかと考えます。そしてこの図式こそが現代に残る『男性が働き、女性は家を守る』という思想ではないでしょうか?

 

そして現代、知恵が腕力と互角になってきた時代。自由という言葉が認められてきている時代。
家族同士が互いを思いやり、そして家族の一人一人が自己主張をできるようになりました。
自己主張ができるということは、逆に言うと自分の発言や行動に対してある程度責任を負う必要が出てきたということです。

男女や年齢や立場に関係なく、基本的には自分の身は自分で守らなければいけないわけです。
(もちろんその限りで無い人もたくさんいることは知っています)

情報が肥大化・高速化・多様化し、その立場によってニーズも異なります。
家長となる男性一人では、家族の情報全てを把握することが難しくなってきていると思います。
家族が皆で助け合い、相互理解をし、足りないところを補っていく必要があると思います。

 

時代はかように変わりました。もしかするともっと変わったかもしれません。
でも結局、男性一人では家族を守りきれないかもしれません。

そのことを全て承知の上で、「君は僕が守る、だから仕事を辞めて、僕のところへ来て欲しい」はありだと思います。
その代わり、自分が彼女と増えていくであろう家族を、彼女の人生を含めこれからずっと守っていくことを宣言するわけですから、その瞬間とてつもない責任が発生することは間違いありません。その責任に耐えていくことをも宣言しているわけですよ。凄い覚悟だと思います。その覚悟は評価するに値します。「彼女はきっと俺が守る!」という覚悟。
というわけで、覚悟を決めてそんな発言をするならば、そんな馬鹿野郎は僕は大好きです。

どんなに時代錯誤であろうと、周りからどう思われようと、一人の人間に対して真剣に向かい合って決めた結論であれば、僕はそれを支持しますよ。

そうでないなら、それ相応の覚悟を持っていないなら僕は支持しません。理解はしますが、それだけです。

 

所詮、男って馬鹿ばっかりなのですよ。不器用で不器用で不器用で、我侭で我侭で我侭で。
でも、真剣に考えて考えて考えた結果出した結論なら、過程も含めて愛して欲しいなと思うのです。
どれだけ考えたか、っていうのは見てたら分かりそうなもんです。

ただ、そうでない男も当然ながらいるわけで、そこを見分けるのが難しいんですがね。

 


ねこにんさんの記事を読んで、少し反論したかったのが、この問題は彼ら当人にしか答えは出せないということです。
冷たい言い方ですが、当人達にしかこれは絶対に分からない問題。

女性差別とかいろいろなことが紛糾される現代を背景にしてさえ、結局結婚を決めたのだということを踏まえたら、さらに謎。

周りでごちゃごちゃ言うことさえしちゃいけないことだと思う。当人達への重荷になるから。

ただ、ねこにんさんが「男性諸君に問う!!この心理、おしえて!」ということだったので、自分がこう言ってしまうとしたら、これしかないかなと思って書いてみました。

・・・ただ、ここに書いた内容は自分の主義じゃないことも付け加えておきます。

 


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あつし

男ってバカだよねぇ~。好きな女の前だと特にバカになるし、男同士だと、更に子供のようにバカ騒ぎする。(爆)
で、記事の内容だけど、客観的に見ると、男の一方的な押し付けって感じがするけど、やっぱ、本人同士にしかわからないことってあるでしょうね。
2人の同意のもとで、そうあるのであれば、いいと思うね。
by あつし (2005-01-26 22:05) 

ひな

kiyoさんこんばんは☆読んできました。そんでもって、一言。
あつしさんの言うように、お互いが納得してるならいいのかも。
後で、あなたがああ言ったから夢を諦めたのに!とか言うのだけは
絶対あってはいけないことだと思う。
なので、私は自分が好きなこと=看護を続けたいといいました。
旦那は、お互い協力しあって、お互いのやりたいことがやれるように
頑張ろうね、と言いました。
なので、旦那が好きな車にお金かけるのも、私的にはアリ、です(笑)
by ひな (2005-01-26 22:41) 

poi

女も 割りとバカで不器用でつ・・・
by poi (2005-01-26 23:03) 

asamin

最後はお互いの納得ですかねぇ・・・。
by asamin (2005-01-26 23:05) 

「男が稼いで家にお金を入れる」ことで俺について来いとか、家事・子育ては女の仕事だ、見たいなことを言う男が多かったのかなと思うのですが、今って、男が稼げなくなってきてたり、家によっては妻の収入の方が多かったりして、、、
「男も家事くらいできないと」と言われるようになったのはそういうことかな、と思いました。
by (2005-01-26 23:39) 

kiyo

おぉ、結構反響多いね。

>あつしさん
馬鹿ですよね~、でもその馬鹿らしさって許されるレベルだと思うんです。
っていうか許してよ(笑)

>ひなちゃん、asamin ちゃん
僕もその通りだと思います。相互理解、相互納得なくして、何が夫婦か。
ただ、この記事に関しては、俺があの言葉を言うとしたらこの動機付け以外にないなってことなのです。そこんとこ4649!

>poi さん
おぉ、同志よ(笑)
話なら聞きまっせ(笑)

>スナフさん
稼ぎだけではないと思いますよ。もちろんそういうところもあるけれど、それよりは、家事のシェアリングが進んでるってことじゃないでしょうかねぇ。
「家事は妻の聖域です!」っていう人もいるので一言では言えませんがね。
by kiyo (2005-01-27 00:23) 

兼業主夫

専業主婦の歴史はたかだか60年です。認識違いも甚だしい。
ここでも読んで、自分の不見識を大いに恥じてください。
http://www.arsvi.com/0w/ts02/2001024.htm
by 兼業主夫 (2005-01-27 00:39) 

ねこにん

kiyo兄様♪(←勝手に呼んでいます。ご容赦ください)
トラックバック、ありがとうございました。
「男の意見」
参考になりました。

私もこれは本人たちの問題なので、意見を言うつもりはないのですが
こういうときの男の人って、どんな気持ち・考えなんだよぅ?
というのを、ブログという場をお借りして投げかけたわけですが、
たくさんの方の、体験や気持ち、考えなどをコメントでいただいて、
とても参考になりました。
なんだか、ブログって、こういうとき、たくさんの意見をいただけて、
ありがたいって言うか、ブログって、すごい!と感じました。
トラックバック企画でいろんな方が、つながることができたのもそうですが
もっといろんなことが、ブログでもできそうな気持ちになりました。

kiyo兄様、そして、こちらから、飛んできた下さった方にも。
ありがとうございました!
また疑問があったら、投げかけちゃうかもしれません(笑)
by ねこにん (2005-01-27 00:40) 

こんにちは♪
少し反論チックと取られたらお許しくださいm(_ _)m
・・・でも武士道ができるもっと前は女性も同様に社会での地位を確立してたんですよね。卑弥呼とかにしても歴代天皇にしても。
やはり男性上位になってしまったのは、争い(戦争)のせいなんでしょうね。
今の天皇家でも取りざたされていますが、願わくばオンナやオトコという分け方ではなく「誰がどれだけの事をやれるのか」というカテゴリーで職を分けて欲しいと思いますた。
平等ってそういう事だと思うんですが・・・  (話ズレてないかなぁ^^;)
by (2005-01-27 09:22) 

kiyo

>兼業主夫さん
ええと、専業主婦の歴史については話をしていないつもりです。そう見えてしまったのなら僕の力不足ですね。精進します。
ただ、あえて言うなら、、提示していただいたHP上の■1の第2段落にある『そうでない人達』というものを念頭においています。
「『男性が働き、女性は家を守る』→こういうプロポーズをするだろう」の動機付けの話なので、そこまで強く突っ込まないでやって下さい(苦笑)
でもでも、貴重なご意見、そしてHPを紹介して下さってありがとうございました。

>ねこにんさん
kiyo 兄様了解。っていうか、絶対僕のほうが年下だし、様は恥ずかしい(笑)
むりやり考えてみました。僕はこんなこと絶対に言いません(笑)
言いたかったのは、ねこにんさんの記事を読むと彼・彼女に不信感を抱いてしまうけど、それは事情を知らないからだと思うってこと。
否定するのは簡単なんです。肯定が難しい。
質問があれば答えられる範囲で答えますよ。今回みたいにむりやり(笑)

>きゃさりんさん
はるか昔は、女性信仰というものがあったそうです。子供を産む女性が神聖な存在であるとされていたそうですが。。。今もどこだかの部族はそうらしいですし、アマゾネス(本当にいるのか?)もきっとその極端な例なんでしょう。
「誰がどれだけの事をやれるのか」という考え方、その通りだと思います。絶対評価は絶対に必要なんです。
でも、評価するのが人間である以上、好みが入ってしまうのも事実。至らないのは社会ではなく、評価する人だと思いますよ。
ちなみに、話はズレています(笑)
まぁ、ブログ名がツレ”ズレ”だし(笑)(徒然は”つれづれ”です^^)
by kiyo (2005-01-27 13:55) 

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